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2018年3月20日火曜日

災害時のトイレ対策~被災者の経験に学ぶ~(3)


日本トイレ研究所は、過去の経験を備えに活かすため、201836日から417日まで、毎週火曜日に、災害時のトイレ対策に関する投稿を行っていきます。
ぜひ毎週チェックしてください。
 
災害時のトイレ、避難者◯人あたりに1基必要?

内閣府(防災担当)の「避難所におけるトイレ確保・管理ガイドライン」によると、トイレの個数(目安)は次の通りです。また、このガイドラインには災害用トイレの種類や衛生管理の方法が掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。
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市町村は、過去の災害における仮設トイレの設置状況や、国連等における基準を踏まえ、
・災害発生当初は、避難者約50人当たり1基
その後、避難が長期化する場合には約20人当たり1基
・トイレの平均的な使用回数は、1日5回(1人あたり)
これらを目安として、備蓄や災害時用トイレの確保計画を作成するのが望ましい。 

※トイレの個数については、施設のトイレの個室(洋式便器で携帯トイレを使用)と災害用トイレを合わせた数として算出する。
また、バリアフリートイレは、上記の個数に含めず、避難者の人数やニーズの合わせて確保することが望ましい。
ただし、これらは目安であり、避難所におけるトイレの個数については、避難者の状況や被害の程度等により必要となる個数が異なる。各避難所では、トイレの待ち時間に留意し、避難者数(男女毎も含む)に見合ったトイレの個数と処理・貯留能力を確保することが重要である。

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▼出典「避難所におけるトイレ確保・管理ガイドライン」内閣府(防災担当)
→ www.bousai.go.jp/taisaku/hinanjo/pdf/1604hinanjo_toilet_guideline.pdf

▼関連記事
「うんちはすごい vol.13 震災経験から生まれたトイレのガイドライン」
→ note.mu/unsugo/n/nf3d2a7c95127

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